2009 syllabus

コード	CG23-01
系列	系列：その他
授業科目	言語学概論Ⅰ
副題
副専攻	C1

担当者	斉木　美知世
単位	2
期・曜時	前期　水4
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　言語学の下位分野および関連領域を概観し、言語研究の全体像を把握することを目的とします。言語という概念の多面性、およびその反映とも言える研究分野の多様性に触れ、言語研究の広がりを実感してもらえればと思います。

授業概要

　「言語と音楽」「言語と文学」など、柔軟な学際的視点を大切にしながら、統語論、意味論、音声学、音韻論、形態論、言語類型論、比較言語学、社会言語学、神経言語学など、言語学の下位分野および関連分野を概観します。

テキスト

　ハンドアウトや資料などを随時配布します。

参考文献・課題図書

　授業の進度に合わせて、授業時に適宜紹介します。

受講生への要望

　予備知識は前提としませんが、受講期間中は言語に関わる諸現象・諸問題に関心を向けてください。専攻を問わず、幅広い興味をもつ学生を歓迎します。

評価方法

　出席状況・授業への参加度・提出課題の内容を総合して判断します。詳細は第一回目の授業にて説明します。

授業計画

　　以下のタイトルのもと、言語学の下位分野・関連分野を概観します。各項目について、それぞれ二、三回の講義を予定しています。
１．(1) 言語と政治～「英語」をめぐる諸言説～ ①
２．(2) 言語と政治～「英語」をめぐる諸言説～ ②
３．(3) 言語と文学～「方言」と個人の間～ ①
４．(4) 言語と文学～「方言」と個人の間～ ②
５．(5) 言語と音楽～言語起源論とその周辺～
６．(6) 言語の獲得～ジーニーは何を語るか～ ①
７．(7) 言語の獲得～ジーニーは何を語るか～ ②
８．(8) 言語の構造と歴史～ソシュールと現代言語学～ ①
９．(9) 言語の構造と歴史～ソシュールと現代言語学～ ②
10．(10) 言語の仕組み～音声、音韻、形態および文の構造～ ①
11．(11) 言語の仕組み～音声、音韻、形態および文の構造～ ②
12．(12) 天才の世紀～言語研究の歴史と20世紀の言語学～ ①
13．(13) 天才の世紀～言語研究の歴史と20世紀の言語学～ ②
14．(14) 言語・哲学・科学～普遍文法論を中心に～ ①
15．(15) 言語・哲学・科学～普遍文法論を中心に～ ②

自由記述欄

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