2009 syllabus

コード	CD55-01
系列	系列：日本語学
授業科目	日本語学研究Ⅱ
副題	（宇治拾遺物語の日本語学的研究）
副専攻	C1

担当者	小柳　智一
単位	2
期・曜時	後期　金3
対象学年	1(B)･2・3・4年
特記事項

学習目標

　資料を語学的に読むとはどういうことかを理解し、そのための技術を身につける。また、古典文法の知識を確認しつつ、より確実なものにする。さらに、変体仮名が読解できるようになる。

授業概要

　中世前期の文学作品である宇治拾遺物語を取り上げ、語学的な観点から研究し、精密な読解を目指す。まず、影印と活字テキストの照合や校異の確認を行って本文を検討し、次いで、使われている単語の意味・文法に留意して逐語訳を行う。

テキスト

　中島悦次校注『宇治拾遺物語』（角川ソフィア文庫）
伊地知鐵男『増補改訂仮名変体集』（新典社）

参考文献・課題図書

　桜井光昭『三本対照宇治拾遺物語』（武蔵野書院、1989年）

受講生への要望

　対話をしながら授業を進めていくので、資料と向き合い自分で考える姿勢を養って下さい。また、不明な点があれば、遠慮せずに質問して下さい。

評価方法

　学期末の筆記試験（披見不可）の結果と平常点（出席回数、授業のとりくみ方など）を総合して成績評価を行う。

授業計画

１．導入
２．宇治拾遺物語の読解（１）
３．宇治拾遺物語の読解（２）
４．宇治拾遺物語の読解（３）
５．宇治拾遺物語の読解（４）
６．宇治拾遺物語の読解（５）
７．宇治拾遺物語の読解（６）
８．宇治拾遺物語の読解（７）
９．宇治拾遺物語の読解（８）
10．宇治拾遺物語の読解（９）
11．宇治拾遺物語の読解（１０）
12．宇治拾遺物語の読解（１１）
13．宇治拾遺物語の読解（１２）
14．宇治拾遺物語の読解（１３）
15．総括

自由記述欄

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