コード
CB75-01
系列
系列:日本文学
授業科目
近代文学研究Ⅴ
副題
(1920年代の文学)
副専攻
C1
担当者
曾根 博義
単位
2
期・曜時
前期 金2
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
1920~30年代の転換期を中心に日本の近代文学の歴史と問題点を学ぶ。
授業概要
大正12(1923)年の関東大震災前後から昭和初年にかけての1920年代は、日本近代の大転換期であった。その時代の文学を、関東大震災、帝都復興、資本主義と出版の大規模化、アメリカニズム、大衆の問題、プロレタリア文学、モダニズム文学、その他、さまざまな観点から広く眺め、深く考察する。
テキスト
大久保典夫他編『現代日本文学史』笠間書院
参考文献・課題図書
授業中に指示する。
受講生への要望
作品や作家について勉強することだけが文学の研究ではない。文学以外のことにも旺盛な好奇心と執拗な探究心を持ってほしい。
評価方法
筆記試験ないしレポート(70%) 出席状況(30%)
授業計画
1.ガイダンス
2.1920年代の世界と日本
3.資本主義の高度化と諸矛盾の発生
4.労働問題・農村問題と文学
5.関東大震災と文学
6.都市環境の復興と新生
7.アメリカニズム
8.「ハイカラ」から「モダン」へ
9.文学と大衆
10.出版資本主義1 雑誌の大衆化
11.出版資本主義2 円本と全集
12.労働文学からプロレタリア文学へ
13.新感覚派とモダニズム文学
14.投書雑誌と同人雑誌
15.昭和初年の文学状況
自由記述欄
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