コード CB37-01
系列 系列:日本文学
授業科目 古典文学研究Ⅶ
副題 (西鶴が語る江戸のミステリー)
副専攻 C1
担当者 深沢 了子
単位 2
期・曜時 前期 木4
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 西鶴の怪談・奇談を通して、江戸の小説の基本的な方法とその思想を学び、人間の心の不思議さを考える。
授業概要
 講義形式。1回1話を原則に、西鶴の怪談・奇談を読み解いていく。リアクションペーパーなどを使い、一人一人に自分の「読み」を確認させていく。
テキスト
 西鶴が語る江戸のミステリー 西鶴研究会編 ぺりかん社
参考文献・課題図書
 西鶴が語る江戸のラブストーリー 西鶴研究会編 ぺりかん社
 西鶴を読む 長谷川強 笠間書院
受講生への要望
 テキストは西鶴の作品のうち主として雑話物と呼ばれるタイプの話を集めている。別に好色物・町人物・武家物にもチャレンジし、その豊かな世界を味わって欲しい。
評価方法
 出席状況とレポートによる。
授業計画
1.西鶴概論
2.身を捨てて油壺
3.娘盛りの散り桜
4.枕に残す筆の先
5.旅行の暮れの僧にて候
6.照を取る昼舟の中
7.誰かは住し荒屋敷
8.人真似は猿の行水
9.面影の似せ男
10.十夜の半弓
11.大事を聞き出だす琵琶の音
12.取りやりなしに天下徳政
13.家主殿の鼻柱
14.代筆は浮世の闇
15.二膳据ゑる旅の面影
自由記述欄

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