2009 syllabus

コード	CB31-01
系列	系列：日本文学
授業科目	古典文学研究Ⅰ
副題	（初期万葉を読む）
副専攻	C1

担当者	神野志　幸恵
単位	2
期・曜時	前期　月2
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　初期万葉の歌をとり上げて、その表現の特色に留意しながら、深く読解する。

授業概要

　講義形式で行う。初期万葉の代表的歌人は額田王である。額田王を軸に読むことになるが、歌の場や背景を考慮し、歌謡的基盤と表現とが、どのような形で歌を成り立たせていくかをみる。

テキスト

　『万葉集(本文編）』(塙書房）

参考文献・課題図書

　『セミナー　万葉の歌人と作品』第一巻・初期万葉の歌人たち（和泉書院）

受講生への要望

　授業に対する準備(前もって指示する）を必ずすること。

評価方法

　出席点及び試験による。

授業計画

１．初期万葉という設定の意味
２．巻一巻頭歌とその意味
３．巻二巻頭歌とその意味
４．舒明天皇の国見歌（巻一・２）
５．中皇命の歌（巻一・３・４・１０・１１・１２）①
６．同　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②
７．軍王の歌（巻一・５・６）
８．斉明天皇をめぐる諸問題
９．有間皇子の歌（巻二・１４１・１４２）
10．中大兄の三山歌（巻一・１３・１４・１５）
11．額田王（巻一・７・８・１６・１７・１８・２０）①
12．同　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②
13．同　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　③
14．同　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　④
15．同　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⑤

自由記述欄

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