2009 syllabus

コード	BD30-01
系列	系列：基礎課程演習
授業科目	基礎課程演習　１
副題	（近代文学の語り方・大学生活の歩き方（？））
副専攻

担当者	川津　誠
単位	2
期・曜時	前期　月5
対象学年	1年
特記事項

学習目標

　大学生活をいかに過すか、聖心女子大学の学生としてどんなふうに歩くことができるか、を考えます。
その材料として近代文学を使い、文学研究の方法、語り方を考えます。

授業概要

　大学生を中心（主人公）とした作品を選び、その作品の読みを通して、近代の大学生の在り方を考えてゆく。
数名で一つの作品を担当し、その作品について調べ発表する。
その発表をめぐって討論を行う。

テキスト

　夏目漱石「三四郎」（新潮文庫）島崎藤村「春」（新潮文庫）田中康夫「なんとなくクリスタル」大江健三郎「死者の奢り」（新潮文庫）石川達三「青春の蹉跌」（新潮文庫）庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」（中公文庫）村上春樹「風の歌を聴け」（新潮文庫）

参考文献・課題図書

　随時指示する。

受講生への要望

　ゆっくりゆったり歩くつもりで。
　読むこと、を楽しもうとしてください。

評価方法

　日常点による。

授業計画

１．顔合わせ
２．担当作品決定
３．研究方法指導
４．自らを語る１
５．自らを語る２
６．漱石「三四郎」
７．藤村「春」
８．田中康夫「なんとなくクリスタル」
９．大江「死者の奢り」
10．石川「青春の蹉跌」
11．庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」
12．村上春樹「風の歌を聴け」
13．作品の読みをめぐって
14．文章表現と他の表現
15．進路をめぐって

自由記述欄

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