2009 syllabus

コード	XA25-01
系列	人文学専攻（博士後期課程）
授業科目	日本文学特論Ⅰ
副題	（『源氏物語』を読みとく）
副専攻

担当者	原岡　文子
単位	4
期・曜時	通年　金2
対象学年	院生のみ
特記事項

学習目標

　研究史を踏まえ、『源氏物語』を深く読む方法を身につけ、作品の文学史的意義を理解する。

授業概要

　今年度は新たに『源氏物語』桐壺の巻を読むことにする。古注以来の分厚い研究史を踏まえ、光源氏の生の始発の意義を探ることを目指す。『源氏物語』全体の仕組みや、現在注目されている問題点、研究の方法などを併せて、整理することをも、講義形式を交えながら試みたいと考えている。なお適宜博論に向けての中間発表も交える予定である。

テキスト

　玉上琢弥訳注『源氏物語』（一）（角川ソフィア文庫）

参考文献・課題図書

　中野幸一編『岷江入楚』（武蔵野書院）
　『源氏物語　湖月抄』増注（講談社学術文庫）　

受講生への要望

　充分に調査した上での報告と共に、各自の積極的な討論への参加が望まれる。

評価方法

　各自の発表、討論、及び後期末のレポートなどにより評価する。

授業計画

１．『源氏物語』の研究史概論。報告の割り当ての検討。
２．作品の全体像。ビデオ等の利用。
３．報告の方法について。（本文校異・古注釈の利用など）
４．割り当てに従っての研究発表１
５．研究発表２
６．研究発表３
７．研究発表４
８．研究発表５
９．博論中間発表
10．『源氏物語』研究の方法１
11．『源氏物語』研究の方法２
12．研究発表６
13．研究発表７
14．研究発表８
15．研究発表９
16．研究発表１０
17．博論中間発表
18．『源氏物語』研究の方法３
19．『源氏物語』研究の方法４
20．研究発表１１
21．研究発表１２
22．研究発表１３
23．研究発表１４
24．研究発表１５
25．研究発表１６
26．研究発表１７
27．研究発表１８
28．ビデオ、写本、絵巻などの鑑賞。
29．それぞれの研究発表について、評価、反省等をまとめる。
30．まとめ、質疑。レポート提出など。

自由記述欄

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