コード
WA73-01
系列
人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目
基礎教育学特論3
副題
(エスノグラフィーの理論と技法)
副専攻
担当者
柴山 真琴
単位
2
期・曜時
前期 集中
対象学年
学部3・4年生も可
特記事項
学習目標
日常活動における人々の営みや子どもの発達過程を質的に理解する方法の1つであるエスノグラフィーの基本を習得する。
授業概要
エスノグラフィーの技法(参与観察とインタビュー)とそれを支える認識論について解説する。本講義では、エスノグラフィーによるデータ収集・分析・調査報告書の作成も、演習形式で組み入れる。
テキスト
柴山真琴『子どもエスノグラフィー入門』(新曜社 2006 1,995円)
参考文献・課題図書
講義内で適宜、紹介する。
受講生への要望
エスノグラフィーの基本を習得するためには、講義を聞きながら実際に自分で試してみることが不可欠である。演習課題にも積極的に取り組んでほしい。
評価方法
出席と授業内課題(50%)、調査報告書(50%)
授業計画
1.社会科学における研究方法論
2.質的研究法としてのエスノグラフィー
3.ビデオ観察演習
4.エスノグラフィーの技法(1):参与観察
5.参与観察の3段階
6.理論的サンプリング
7.フィールドノーツ作成法
8.ビデオ観察演習の振り返り
9.エスノグラフィーの技法(2):インタビュー
10.インタビュー・スケジュール作成法
11.データ分析:分析カテゴリーの析出
12.調査報告書を読む
13.調査報告書の書き方
14.研究者倫理
15.質的研究における信頼性と妥当性
自由記述欄
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