コード TJ12-01
系列 哲学専攻(修士課程)
授業科目 哲学特論Ⅱ
副題 (日本の近代化と宗教)
副専攻
担当者 長野 美香
単位 4
期・曜時 通年 月3
対象学年 院生のみ
特記事項

学習目標
 近代日本を代表する哲学者である西田幾多郎の『善の研究』を読み,日本の近代思想における宗教についての思索を深めることを目標とする。
授業概要
 西田幾多郎は,哲学を「人生の問題」として捉え,宗教を「哲学の終結」と考えていた。第4編の「宗教」を手がかりにして,『善の研究』の他の3編と「宗教」との関係を検討する。
テキスト
 西田幾多郎『善の研究』岩波文庫,1979年改版。
参考文献・課題図書
 西田幾多郎・小坂国継『善の研究 全注釈』講談社学術文庫,2006年。
受講生への要望
 
評価方法
 出席状況,授業への参加態度,レポートほか。
授業計画
1.1年間の計画。
2.第2編 実在 第1章 考究の出立点 
3.第2章 意識現象が唯一の実在である
4.第3章 実在の真景
5.第4章 真実在は常に同一の形式を有っている
6.第5章 真実在の根本的方式
7.第6章 唯一実在
8.第7章 実在の分化発展
9.第8章 自然
10.第9章 精神
11.第10章 実在としての神
12.第4編 第1章 宗教的要求
13.第2章 宗教の本質
14.第3章 神
15.第4章 神と世界 第5章 知と愛
16.第3編 善 第1章 行為 上
17.第2章 行為 下
18.第3章 意志の自由
19.第4章 価値的研究
20.第5章 倫理学の諸説 その一
21.第6章 倫理学の諸説 その二
22.第7章 倫理学の諸説 その三
23.第8章 倫理学の諸説 その四
24.第9章 善(活動説)
25.第10章 人格的善
26.第11章 善行為の動機(善の形式)
27.第12章 善行為の目的(善の内容)
28.第13章 完全なる善行
29.第1編 純粋経験 第1章 純粋経験 第2章 思惟
30.第3章 意志 第4章 知的直観
自由記述欄

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