2009 syllabus

コード	TF14-01
系列	社会文化学専攻（博士前期課程）
授業科目	家族・社会システム研究特論Ⅳ
副題	（社会的ネットワーク論の家族研究・高齢者研究への応用）
副専攻

担当者	藤崎　宏子
単位	2
期・曜時	前期　木4
対象学年	学部4年生も可
特記事項

学習目標

　社会的ネットワーク論の研究系譜と基本的考え方を学び、これを家族研究、高齢者研究に応用した研究論文を講読することを通して、その有用性と限界について検討する。

授業概要

　社会人類学の分野で創出された社会的ネットワークの概念は、今日では人類学、社会学のみならず、社会老年学、政治学、（社会）心理学、看護学、社会福祉学などの諸分野で多用されている。本演習では、社会的ネットワーク論の系譜をたどりつつ、家族研究・高齢者研究におけるその応用可能性について考える。具体的には、主として、高齢者の社会関係（家族関係、友人関係、地域関係等）、高齢者介護へのサポートなどを扱った論文を読むことを通して、社会的ネットワーク論の有用性と限界について考察を深めたい。

テキスト

　開講時に指示する。

参考文献・課題図書

　講義期間中に、随時指示する。

受講生への要望

　毎回テキストを講読していくため、これを必ず事前に読んでくること。また、討論には積極的に参加すること。

評価方法

　出席状況／報告と発言／レポートなどにより総合的に評価する。

授業計画

１．履修ガイダンス
２．社会的ネットワーク概念の創出と研究系譜（1）
３．社会的ネットワーク概念の創出と研究系譜（2）
４．社会的ネットワーク論と家族研究：欧米の場合（1）
５．社会的ネットワーク論と家族研究：欧米の場合（2）
６．社会的ネットワーク論と家族研究：欧米の場合（3）
７．社会的ネットワーク論と家族研究：日本の場合（1）
８．社会的ネットワーク論と家族研究：日本の場合（2）
９．社会的ネットワーク論と家族研究：日本の場合（3）
10．社会的ネットワーク論と高齢者研究：欧米の場合（1）
11．社会的ネットワーク論と高齢者研究：欧米の場合（2）
12．社会的ネットワーク論と高齢者研究：欧米の場合（3）
13．社会的ネットワーク論と高齢者研究：日本の場合（1）
14．社会的ネットワーク論と高齢者研究：日本の場合（2）
15．社会的ネットワーク論と高齢者研究：日本の場合（3）

自由記述欄

■BACK　■検索システムへ　 ■TOPへ