コード
TF16-01
系列
社会文化学専攻(博士前期課程)
授業科目
家族・社会システム研究特論Ⅵ
副題
(現代日本外交)
副専攻
担当者
関場 誓子
単位
4
期・曜時
通年 火2
対象学年
学部3・4年生も可
特記事項
授業概要
第二次大戦以降の著名な外交論文の講読を通して、日本外交のあり方を考える。テロ対策特別措置法延長の是非をめぐる昨年の国会論議は、安全保障問題や世界における日本の役割に関する国内世論の亀裂の深さを見せつけた。この授業では、戦後の講和論争の時代から、冷戦期を経て、現代に至る、著名な外交論文を通して、戦後の日本外交の歩みを振り返り、そうすることで今後の世界における日本の役割や位置づけを考察する手がかりを見出していきたい。
課題・評価
授業での発表、議論、レポート等で、総合的に評価する。
テキスト
以下の文献に収められている論文を含め、授業中に指示する。
北岡伸一『戦後日本外交論集』(中央公論)、“FOREIGN Affairs”誌中の日本関連論文、Yutaka Kawashima,“Japanese Foreign Policy at the Crossroads”、Brookings Institution Press
参考文献
授業中に指示する。
受講生への要望
机上の空論ではなく、現実的視点で、政治や外交を見る目を養ってほしい。
授業計画
終戦直後の吉田茂、福田恆存から、冷戦期の高坂正尭、江藤淳、そして現代の小沢一郎等に至る諸論文を演習形式の授業で講読しながら、日本の対米外交、対アジア外交、安全保障政策、そして国際平和への関わり方等について、議論を深めていく。また"Foreign Affairs"誌等、海外の日本関連論文で、日本外交がどのように取り上げられているかについても、検証する。
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