コード
TA63-01
系列
日本語日本文学専攻(修士課程)
授業科目
日本語史研究
副題
(『琴歌譜』のことば)
副専攻
担当者
山口 佳紀
単位
4
期・曜時
通年 月3
対象学年
院生のみ
特記事項
授業概要
『琴歌譜』は、平安初期の和琴譜と古歌謡を記録する音楽書であるが、日本語史研究上注目すべき資料とされながらも、よく分かっていないことの多い文献である。ここでは、丁寧に読解を進めながら、表現の真意を探るとともに、日本語史の諸問題にも触れていく。
課題・評価
各自の担当範囲を決めて、順次報告を求め、年度末にレポートを提出してもらう。
テキスト
必要な資料は教室で配布する。
参考文献
日本古典文学大系『古代歌謡集』(土橋寛他校注、岩波書店、1957年)
受講生への要望
注釈書などをあまり当てにせず、自力で解釈を進めるような姿勢が要求される。
授業計画
1.以下の2~4に示したような問題意識をもちつつ、『琴歌譜』の読解を進めていく。
2.『琴歌譜』とは、どういう性質をもった文献か。
3.この文献は従来どのように読まれ、またどのように研究されてきたか。
4.この文献は、言語資料として、どのように利用することができるか。
5.最初の数時間は、講義に当てる。
6.次に各自の担当範囲を決めて、受講者の報告を求めた上で、それらの問題について討論する。
Copyrights 2008 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ