コード WL87-01
系列 英語英文学専攻(修士課程)
授業科目 現代作品研究Ⅱ-1
副題 (幽霊のいる文学史)
副専攻
担当者 桃尾 美佳
単位 2
期・曜時 前期 月1
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 20世紀イギリス・アイルランド文学を中心に、幽霊の出現する小説の系譜を辿る。
課題・評価
 レポートと平常点(授業中の発表などによって評価する)
テキスト
 授業中に配布する。
参考文献
 授業中に指示。
受講生への要望
 原文を丹念に精読する過程を重視する。
授業計画
 20世紀の英語文学における幽霊のモチーフに注目し、近現代小説において、死者の表象が文学的主題とどのような関係を結び、どのような装置として働くのかを考察する。
 主にとりあげるのはアングロ・アイリッシュ作家Elizabeth Bowenの作品である。ゴシック・ホラーの味わいを残す短編小説の名手として知られた彼女の作品のいくつかをとりあげて精読を試みる。The Last September, The World of Love等の長編もあわせて紹介する。その他、W.B.YeatsやJoyceからJohn Banvilleといった現代作家の小説まで、幽霊の出現するフィクションに幅広く目を配る予定。

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