コード
LK53-01
系列
系列:心理学
授業科目
心理学演習
副題
(副専攻ゼミ)
副専攻
L1
担当者
高橋 雅延
単位
4
期・曜時
通年 木3
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
この授業は、心理学を副専攻とする者のための少人数の演習で、心理学の基礎的知識を身につけることを目的とする。前期は日本の心理学のテキストを読み、後期は世界的に定評のあるアメリカの心理学のテキスト(翻訳)を読む。教員のガイダンスのもと、毎時間、発表担当者によるレジュメを使った発表に続いて、全員で質疑応答、討論を行う。また、必要に応じて、実験や調査を行って心理学の方法の基礎も学ぶ。
課題・評価
発表(内容および発表技法を評価)50%、質疑応答・討論30%、コメント(論理性、明確性などを評価)20%
テキスト
(前期)菊池聡・谷口高士・宮元博章(編著) (1995). 不思議現象―なぜ信じるのか 北大路書房/(後期)スミスほか(著)内田一成(監訳) (2005). 第14版 ヒルガードの心理学 ブレーン出版
参考文献
菊池聡 (1998). 超常現象をなぜ信じるのか 講談社(ブルーバックス1229)/ジリアン・バトラー/フリーダ・マクマナス(著) 山中康裕(訳)(2003). 心理学 岩波書店
受講生への要望
授業の開始までに、可能な限り、前期のテキストを入手し、参考文献とあわせて通読しておくこと(後期のテキストは変更もあるので入手しなくてよい)。
授業計画
前期は日本語テキストの各章の分担発表、後期は翻訳テキストの各章の分担発表を行い、それをもとにした質疑応答、討論を行う。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細は、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
<前期のテキストの分担発表>
(1)前期オリエンテーション(授業の進め方、評価の方法、オフィスアワー、テキスト発表の割り振り、レジュメの作成法、発表方法、文献の紹介など)
(2)不思議現象が開く心理学への扉
(3)予知体験の不思議
(4)記憶の不思議
(5)影響されるこころ
(6)揺れうごくこころ
(7)検査で自分がわかるのか
(8)占い・新宗教がもつ現代的意味
(9)子どもから見た現実と想像の世界
(10)脳とこころの不思議な世界
(11)科学的に検証するとはどういうことか
(12)心理学を学ぶ人のために
(13)前期のまとめ
<後期のテキストの分担発表>
(14)後期オリエンテーション(授業の進め方、発表の割り振り、文献の紹介など)
(15)心理学の特徴/心理学の生物学的基礎
(16)心理的発達/感覚過程
(17)知覚/意識
(18)学習と条件づけ/記憶
(19)言語と思考/動機づけ
(20)感情/知能
(21)人格/ストレス,健康,コーピング
(22)心理的障害/心理的障害の治療
(23)社会的影響/社会的認知
(24)補遺 測定と統計的方法
(25)授業のまとめ
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