コード LK51-05
系列 系列:心理学
授業科目 3年心理学演習 E
副題 (認知心理学の知識と方法論を学ぶ)
副専攻
担当者 高橋 雅延
単位 4
期・曜時 通年 火2
対象学年 3年
特記事項

授業概要
 認知心理学のテキストと論文(邦文、英文)を読み、全員で質疑応答、討論を行うことにより、(1)認知心理学の基礎的知識、(2)各人の関心領域の専門的知識、(3)認知心理学の論文を読みこなす能力、を養うと同時に(4)実験のノウハウを身につけるために、指定された2種類の課題実験のデータ収集、分析、レポート作成を行う。
課題・評価
 発表(内容および発表技法を評価)50%、質疑応答・討論20%、課題実験のレポート30%
テキスト
 行場次朗・箱田裕司(2000).知性と感性の心理-認知心理学入門- 福村出版
参考文献
 高橋雅延(2008).認知と感情の心理学 岩波書店/乾ほか編(1995-6).認知心理学1~5 東京大学出版会/森・井上・松井(1995).グラフィック認知心理学 サイエンス社
受講生への要望
 (1)可能な限り、心理学実験演習2と心理統計法Ⅱを履修しておくこと。(2)認知心理学関連の科目と研究法関連の科目をできるだけ多く履修しておくことが望ましい。
授業計画
 前期前半はテキストの各章の分担発表、前期後半は関連論文(最低3本)の個人発表を行う。後期前半は各人の関心のある領域の論文(最低5本)の個人発表、後期後半は卒業論文のテーマに関連した個人発表を行う。これらと平行して、授業時間外に指定された課題実験(前期1種類、後期1種類)のデータ収集、分析、レポート提出を行う。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細は、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(レジュメの作成法、発表方法、評価の方法、オフィスアワー、課題実験の指示、テキスト発表の割り振り、文献の紹介など)
(2)認知心理学の論文(邦文、英文)の読み方に関する講義
(3)感覚の多様性/視覚パターンの認知/音楽の認知
(4)感性認知/心的イメージ/注意
(5)記憶/情動の認知/知識と思考
(6)言語認知/社会的認知/知性と感性の認知
(7)多変量データ解析法を利用した心理測定法/ヒューマンエラーとヒューマンインタフェース/これからの認知心理学
(8)~(12)関連論文の個人発表
(13)前期のまとめと後期のオリエンテーション
(14)~(18)関心のある領域の論文の個人発表
(19)~(25)卒業論文のテーマに関連した個人発表
(26)授業のまとめ

Copyrights 2008 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ