コード
LE26-01
系列
系列:心理学
授業科目
認知心理学特講6
副題
(認知神経心理学的アプローチによる脳の探求)
副専攻
L1
担当者
高橋 雅延
単位
2
期・曜時
前期 水2
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
この授業は、認知神経心理学的アプローチによる脳の機能と脳画像研究に関する基本的な知見について、教員のガイダンスのもと演習形式によって学ぶ。受講生は、毎週、テキストや指定された文献(英文を含む)を分担して読んで発表し、授業中の質疑応答、討論に参加すると同時に、毎時間、コメントを提出しなければならない。
課題・評価
発表(内容および発表技法を評価)50%、質疑応答・討論30%、コメント(論理性、明確性などを評価)20%
テキスト
ブルーム(他著)中村・久保田(監訳)(2004). 新・脳の探検 講談社/ Ward, J. (2006). The student's guide to cognitive neuroscience.Psychology Press.
参考文献
J・スターリング(著) 苧阪直行・苧阪満里子(訳)(2005). 大脳皮質と心-認知神経心理学入門 新曜社/Bremner, J. D. (2004). Brain imaging handbook. W. W. Norton.
受講生への要望
(1)授業の開始までに、可能な限り、日本語テキストを入手し、できれば参考文献とあわせて通読しておくこと(英文テキストは変更もあるので入手しなくてよい)。(2)多量の英文を短時間で読める能力を磨いておくこと。
授業計画
発表者は、テキスト以外に、指定された大量の文献(英文を含む)を事前に読むことで情報を付加して発表し、それをもとにした全員の質疑応答、討論を中心に授業が行われる。毎時間の終わりには、各自の理解度を把握するための授業のまとめとコメントの提出を求める。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細は、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(授業の進め方、発表者の割り振り、評価の方法、オフィスアワー、文献の紹介など)
<日本語テキストの分担発表>
(2)脳・神経系への招待/脳の細胞のしくみと働き
(3)脳の生涯発達/感覚系
(4)運動系/体内環境の維持-ホメオスタシス
(5)脳のリズム/情動-脳の高ぶりと落ちこみ
(6)ヒトの記憶/学習と記憶の細胞レベルのしくみ
(7)思考と意識/正しく働かない心
<英文テキストの分担発表>
(8)The electrophysiological brain /The imaged brain
(9)The lesioned brain /The seeing brain
(10)The spatial brain/The acting brain
(11)The remembering brain/The speaking brain
(12)The literate brain/The executive brain
(13)The social and emotional brain/Summary
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