2008 syllabus

コード	KD32-01
系列	系列：初等教育学
授業科目	保育内容研究［人間関係］　Ａ
副題
副専攻	K2

担当者	林　浩子
単位	2
期・曜時	前期　金5
対象学年	2・3・4年
特記事項

授業概要

　人間は、人と共にある「共感」することで進化し発達してきました。しかし、現代、共感性を取り戻すことの重要性が叫ばれています。本講義では、「共感・ケアリング」をキーワードに子どもたちの育ちを見つめながら、幼稚園教育要領「人間関係」についての学びを深めていきたいと思います。実践に活かし得る学びとなるように、実際の子どもたちの遊びや生活の映像を見たり、それについてディスカッションを行なっていく予定です。

課題・評価

　授業への参加態度、出席状況、レポートを総合的に評価する。

テキスト

　必要に応じて資料を配布します。

参考文献

　佐伯胖著『幼児教育へのいざない　円熟した保育者になるために』東京大学出版会
　佐伯胖編『共感　育ち合う保育のなかでー』ミネルヴァ書房

受講生への要望

　グループディスカッションを通して受講生同士がかかわりあいながら、共に考え学び合うことを目指します。自分なりの問題意識や課題を持って主体的に授業に参加するようにしてください。

授業計画

　１．オリエンテーション
　２．乳児の世界と事実
　３．人の発達の方向性
　４．人とのかかわりが育つ道筋（１）
　５．　　　　　　　　　　　　（２）
　６．保育における発達観のいま、むかし（１)
　７．　　　　　　　　　　　　　　　　（２）
　８．保育における発達の捉え方
　９．ケアリングとは（１）
１０．　　　　　　　（２）
１１．『要領・指針』におけるケアリングの考察
１２．実践事例を読み解く（１）乳幼児の世界
１３．　　　　　　　　　（２）統合保育の場で
１４．　　　　　　　　　（３）保護者や組織の中で
１５．ケアリング的他者の意義と役割

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