コード JH16-06
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 教育学演習3 F
副題 ( 教育現象を教育学的にみつめる)
副専攻
担当者 鶴田 敦子
単位 4
期・曜時 通年 金2
対象学年 4年
特記事項

授業概要
 家庭教育の機能が低下していると言われてひさしい。
しかし、家庭の教育機能を測定する「ものさし」を問題にされることはない、多分の主観的・感覚的であったりする。
 このゼミでは、教育現象を科学的にとらえ、教育学的にとらえる目を養う。媒介は、家庭教育に対する言説を中心にとりあげる
課題・評価
 発表報告・討議・レポート
テキスト
参考文献
受講生への要望
 演習には、積極的に参加し、各自の卒論の進行に役立てることを期待する。
授業計画
1.教育諸現象における問題意識の批判的交流

2.家庭教育に関する問題のみつめ方
  1)家庭教育の役割
  2)家庭教育が変化する要因
  3)家庭教育の担い手
  4)社会教育としての家庭教育
  5)教育基本法と家庭教育
  6)諸外国の家庭教育

3.ジェンダー・エクイティと家庭教育
  1)ジェンダー先進国における家庭教育
  2)子どもの教育とジェンダー

4.しつけの概念
  1)しつけとは何か
  2)子どもの権利条約における子ども観
    としつけの内容の再吟味

5.食育と教育
   1)食育の批判的検討と家庭教育の役割
   2)家庭教育と国家による教育


  ジェンダー意識の形成に関する研究の方法論とその実際
    家庭教育
    学校教育
    マスメデイア
    慣習
    文化環境 等
6.特別支援教育・統合教育・分離教育の理念と課題
7.子どもが発達する諸環境
    自然と人工の環境
    家庭と家庭外の環境
    家庭外の環境(学校・地域・社会・マスメデイア・IT等)
7.各自のテーマ策定
8.論文とは何か
9.論文を書く上でのルール

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