コード JC87-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 体育学特講
副題 (文化としての身体と体育・スポーツ)
副専攻
担当者 清水 諭
単位 2
期・曜時 前期 集中
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 体操、運動会、甲子園野球、オリンピック、FIFAワールドカップといった学校教育と様々なイベントの歴史を捉えながら、身体をめぐる文化政治(人種、民族、ジェンダー、セクシュアリティ、ナショナリティ、階級、障害、暴力など)のありようを考える。
課題・評価
 筆記試験(75%)と授業中に指示した提出物(25%)による。
テキスト
 清水諭(編)『オリンピック・スタディーズ』(せりか書房)(購入については、授業時に説明します)
参考文献
 清水諭『甲子園野球のアルケオロジー』(新評論);杉本厚夫(編)『体育教育を学ぶ人のために』(世界思想社)
受講生への要望
授業計画
1.からだを拠り所とした教育とは何か?:学校・体育
2.作られた身体-飼い慣らされた身体:体操・規律訓練
3.近代スポーツの歴史と文化:起源・伝播・受容
4.日本におけるスポーツ:嘉納・小林・正力・堤・川淵
5.消費社会の進展とイベントの創造:甲子園・宝塚戦略
6.近代オリンピックの創成:クーベルタン・IOC・東京
7.'36ベルリンと『民族の祭典』:美と人種差別
8.'68メキシコとモハメド・アリ:人種差別撤廃運動
9.女性アスリートの表象と現実:ジェンダー
10.サポーターカルチャーの諸問題:サッカー・暴力
11.身体の文化政治を読み解く力

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