コード
HA64-01
系列
系列:哲学・思想史
授業科目
宗教思想史Ⅱ
副題
(メソポタミアから中世キリスト教の異端まで)
副専攻
A1・H1
担当者
冨原 眞弓
単位
2
期・曜時
後期 水2
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
世界にひろがる政治的・軍事的・文化的緊張関係の根っこに、宗教的理念にかかわる誤解や反発が横たわっていることが、つぎつぎと生じる事件により表面化しつつある。たがいの宗教を、そしてその宗教から生まれた慣習や価値観を理解することなくして、理解しあうことはできないのではないか。近年そう思わされる局面にであうことが多い。本講義では、メソポタミア、エジプト、ギリシア、イスラエル、ケルトなど、主としてオリエント、西アジア、ヨーロッパの宗教思想の概観を示し、学生がそれぞれの宗教の特徴の概略をつかめるようにしたい。
課題・評価
出席、授業中に提出するリアクションペーパー、期末試験等による総合評価。リアクションペーパーへの対応も適宜おこなう。
テキスト
講義の進展にあわせて随時配布する。
参考文献
講義の進展にあわせて随時紹介する。
受講生への要望
随時、講義の最後にリアクションペーパーの提出を求め、フィードバックをおこなう。出席を重視し、規定どおり欠席回数が3分の1を超えた時点で期末試験の受験資格を失う。講義の進みは速いので、欠席が続くと継続はむずかしい。
授業計画
1.メソポタミア
ギルガメシュによる不死の探求
2.エジプト
太陽神ラーと復活する神オシリス
3.イスラエル-1
族長たちの宗教と創造神話
4.ギリシア-1
ゼウスとオリュンポスの神々
5.ギリシア-2
ピュタゴラスとオルフェウス
6.北方ゲルマン
オーディンと神々の黄昏
7.ケルト
ドリュイド教とケルト神話
8.イスラエル-2
キリスト教の誕生
9.ギリシア-3
ソクラテスとプラトンの宗教
10.中世ヨーロッパ
キリスト教の異端思想
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