コード GH11-01
系列 系列:国際文化系
授業科目 フランス文化演習Ⅰ(1)
副題
副専攻
担当者 金子 美都子
単位 2
期・曜時 前期 木4
対象学年 3年
特記事項

授業概要
 グローバルな視点から、フランス語を中心に、ヨーロッパの文化と日本の文化を比較考察する。できるだけフランス語原典にもじかに触れる。あわせて、日仏比較文化の方法を学ぶ。
課題・評価
 各自選んだ課題やテーマのもと、調べたことを発表、討議する。演習の成果およびレポート提出により評価。
テキスト
 テキストはプリントで配布する。
 新睦人編『比較文化の地平-日本とヨーロッパ』世界文化社
 P.L. Couchoud: Sages et Poètes d'Asie
 田村毅他『フランスの言語文化』放送大学教育振興会
 東京都立大学フランス研究室編『フランスを知る』法政大学出版局
参考文献
 E-R. Curtius: Essai Sur la France, édition de I'Aube.(E.R.クルチウス)『フランス文化論』みすず書房
 桑原武夫『ヨーロッパ文明と日本』朝日選書、芳賀徹他『日本論の名著』中央公論
 大橋良介編『文化の翻訳可能性』人文書院
 金子・柴田『明治日本の詩と戦争』みすず書房
受講生への要望
 体系的知識、フランス文献読解力、異文化理解力をつけたい。
授業計画
 受講者の関心により、テキストその他演習の進め方を決定するが、以下の問題に焦点を当てる。

1 フランスとは何か、フランス人とは誰か
  参照:『フランスを知る』第1章 法政大学出版局

2 フランスの主義と思想、同書第4章

3 フランスと日本の文明観の相違 

4 フランスと日本の自然観の相違

5 「オリエンタィスム」と「ジャポニスム」

6 モラリストのフランス語‐ラ・ロシュフーコ同書10

7 クルチウス『フランス文化論』など。

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