2008 syllabus

コード	GE24-01
系列	系列：情報科学系
授業科目	応用情報処理
副題
副専攻	G1

担当者	古荘　玲子
単位	4
期・曜時	通年　金4
対象学年	2・3・4年
特記事項

授業概要

　UNIXは、研究機関の計算機用オペレーティングシステム（OS）としてコンピュータ科学者によって開発されました。
　この講義では、UNIX互換のOSの一つであるGNU/Linuxの環境を利用した実習を通して、計算科学や情報処理の応用について学びます。また、科学と情報との関わりの一例として、天文情報処理の例も紹介したいと思います。

課題・評価

　出席及び実習課題のレポートに基づいて評価します。

テキスト

　随時、資料を配布します。

参考文献

　適宜、紹介します。

受講生への要望

　必須ではないがコンピュータの基本操作はできることが望ましい。目前の実習を追うばかりではなく、計算科学の研究的側面にも興味を持って貰えれば嬉しい。

授業計画

　時間配分は授業進行度に合わせて適宜修正します。
１．Linuxの世界
　　これから実習で使うLinux環境について、具体的な操作をしながら学びます。特に、キーボード入力が主流となるキャラクタ・ユーザ・インターフェース（CUI）でのシェルのコマンド操作に慣れましょう。また、メールの読み書き、Web閲覧・テキスト文書作成といったアプリケーションの基本操作も行います。
２．ネットワークとは
　　Linuxを始めとするUNIX系OSは、ネットワーク上の様々なサーバに利用されています。ここでは特にインターネットの仕組みと関連するサーバソフトについて概説します。
３．正規表現とスクリプト言語を用いたツール作成
　　サーバの情報を集計する等の簡単なツールを、スクリプト言語を用いて作ります。正規表現についても学びます。
４．科学計算やデータ処理
　　天文情報を例として、計算科学分野の成果について紹介します。また、プログラミング言語を用いての簡単な計算プログラム作成や、実際のデータ処理も行います。

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