コード
GD12-01
系列
系列:国際経済系
授業科目
国際経済
副題
副専攻
G1
担当者
水野 由香里
単位
4
期・曜時
通年 月3
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
授業概要
この授業の目的は、国際的な経済活動の仕組みと企業経営の関係を理解することです。まず、国際貿易に関する基礎理論を学び、国の産業の競争優位性について考えます。次に、グローバルに展開する企業戦略の事例を取り入れ、国際的な経済活動の実態を把握します。適宜、国際経済の基礎理論を取り上げながら、事例や現象を解釈します。
課題・評価
前期末・後期末レポートと出席によって評価します。
テキスト
吉原英樹他,2003,『ケースブック国際経営』,有斐閣.
参考文献
授業中や配布するレジュメにおいて、適宜、指示します。
受講生への要望
国際的な経済活動や企業のグローバル展開などに興味を持つ方に受講してもらうことを望みます。授業の中で経済学の理論も取り上げますが、事前に知識は問いません。
授業計画
授業では、以下のトピックを扱います。
1)国の競争優位の古典的説明(貿易理論を含む)
2)国の競争優位の現代的説明
1. 産業集積の議論
2. 国際分業・空洞化
3)国際経済に影響を与える日本経済と歴史的な展開
4)企業の国際競争戦略
5)企業の国際化を進める組織構造
6)日本企業の国際展開の事例
1. テキストの中から事例を選択
7)経営行動に影響を与える国際基準や国際システム
1. デ・ファクト・スタンダード
2. デジュアリ・スタンダード
3. 通商システム
なお、授業の進め方は、2部構成をとります。まず、1部では、授業開始から15分程度を利用し、現在進行中の経済ニュース(主に新聞記事)を取り上げ、解説します。新聞記事は、「今」企業で何が起きているのかを知る格好の題材です。2部では、残りの時間を使って上記のトピックについて学習します。その際、「授業の目的」や「参考文献」(レポート課題に役立つように)、「授業のキーワード」「授業の流れ」(授業の進行を示したフローチャート)をまとめたA4用紙1枚程度のレジュメを配布します。
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