2008 syllabus

授業概要

　現代社会においては、個人の価値観が多様化し、それに伴い家族生活も多様化しています。従来の「家族」「夫婦」「親子」あるいは「相続」のあり方は、現在どのような問題に直面しているのでしょうか。この授業では、家族法の基礎知識の習得を通じ、現代的な家族法上の諸問題を理解することを目標にします。

課題・評価

　平常点（出席とリアクションペーパー）とテストを総合して評価します。

テキスト

　高橋・床谷・棚村「民法７　親族・相続」有斐閣アルマ

参考文献

　二宮周平「家族と法―個人化と多様化の中で」岩波新書

受講生への要望

　現在の家族法の問題点に関心を持つ学生の受講を歓迎します。受講希望者が多数の場合は人数制限をするので、受講希望の学生は必ず初回の授業から出席し、説明を受けて下さい。

授業計画

1.家族法の特色
2.親族法(1)婚姻
3.親族法(2)離婚
4.親族法(3)親子・養子
5.親族法(4)成年後見
6.相続法(1)法定相続
7.相続法(2)遺言
8.相続法(3)遺留分