コード
EH22-01
系列
系列:社会調査関連
授業科目
社会調査の技法1
副題
副専攻
E1
担当者
室橋 弘人
単位
2
期・曜時
前期 火5
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
社会心理学における調査の意義と目的を理解した上で、実際の技法を具体的に学ぶ。社会調査の目的や種類、またサンプリングの意義と重要性を学んでから、質問紙調査・面接調査・内容分析などの具体的な手法のテクニックを習得する。また、統計的検定や多変量解析を前提として、データ収集後のデータ処理について学び、調査スキルの習得につなげる。
課題・評価
出席状況、定期試験の結果を総合評価する。
テキスト
参考文献
受講生への要望
出席を重視する。
授業計画
1社会心理学の研究とは何か:文献収集、仮説の設定、調査、分析、考察、ラポールとデブリーフィング
2社会調査とは何か:社会調査の種類、データ収集方法、調査目的に沿った調査方法の選び方、調査企画と設計
3母集団とサンプリング:サンプリングの意義と目的、サンプリングの方法、サンプリングエラー
4質問紙調査:質問紙調査に適した研究テーマ・調査対象、質問紙調査の長所・短所、質問文・調査票の作り方、配布・回収方法、注意点
5面接調査:面接調査に適した研究テーマ・調査対象、面接調査の長所・短所、面接の手順、インタビューの手法、ラポールの構築
6観察調査:観察調査に適した研究テーマ・調査対象、観察調査の長所・短所、観察の種類と手法、フィールドノートの作成
7内容分析:内容分析に適した研究テーマ・調査対象、内容調査の長所・短所、内容分析の種類と手順、データの数量化
8実験法:実験に適した研究テーマ・調査対象、フィールド実験と実験室実験、リアリティの確保と不足、デブリーフィング
9データ処理1:エディティング、コーディング、回収データのクリーニング、コードブックの作成、欠損値の処理
10データ処理2:質的変数(名義尺度・順序尺度)と量的変数(距離尺度と比尺度)
11データ処理3:変数の性質とデータ解析(相関分析、クロス集計、分散分析、因子分析、重回帰分析)
12心理学論文の書き方1:論文構成(問題・方法・結果・考察・引用文献)と文章表現
13心理学論文の書き方2:分析結果の書き方
14心理学論文を読む1:心理学論文を読んで問題点や今後の課題を考える
15心理学論文を読む2: 〃
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