2008 syllabus

コード	EL12-01
系列	系列：人間関係
授業科目	自然地理学１
副題	（地図と地形の基礎知識を学んでみよう！！）
副専攻	E1

担当者	原　美登里
単位	2
期・曜時	前期　金2
対象学年	2・3・4年
特記事項

授業概要

　近年、さまざまな環境問題が、さまざまな地域で取りざたされている。
　そこで、本講義では、環境問題について自分の意見をもち、自分なりに環境問題について考えられるための基礎的な知識を学ぶことを目的とする。
　自然環境と一概に言っても数多い。本講義では自然地理学の主要素である地形学の基礎的な知識をしっかり身につけて欲しい。その際に重要となる地図・地形図についても理解するための講義を行う。
　本講義の到達目標は地理学の中における自然地理学の位置づけを理解すること。さらに、地形図を使った地域の読み取りを作業を通して身につけ、地形学についてのプロセスと人間活動との関係性を理解することとする。これらはレポート、宿題、試験から到達度をみる。
　屋外での実習を行うことがある。

課題・評価

　半期で2回のレポートを課す。１回目のレポートについては講義開始第１回目に発表し、それ以降の説明は一切行わないので、各自で情報収集すること。２回目以降のレポートについては、講義中に説明する。原則的に遅刻者・欠席者への説明は行わない。

成績評価の方法
①授業内における課題（宿題を含む）（20％）。これは内容により、点数が異なる。
②授業外のレポートを２回課す（２回×40％＝80％）。基本的に行わなければならない事項や評価基準についてもレポート要領とともに説明を行うので、注意して聞くこと。さらに、２回とも必ず提出しなければならない。
（①＋②＝100％）

成績評価の基準
聖心女子大学の成績評価基準に準拠する。

テキスト

　とくに指定しない。

参考文献

　随時、講義中に紹介します。

受講生への要望

　講義はこちらで図表中心のレジュメを用意して配布する。図表については、講義中に説明を行うので、レジュメにどんどん書き加えること。
　講義中に作業をすることも多く、色鉛筆・定規の用意が必要である。これらの作業課題は提出してもらう。その際、完成しないと宿題となるので、必ず翌週に提出すること。
　レジュメおよび講義中に配布するプリントは、原則として遅刻者・欠席者には配布しない。教育実習や介護実習などのための欠席時については、実習に関するレポートを提出した場合にのみ資料の配付を行う。詳細は１回目の講義時に説明する。

授業計画

１．ガイダンスおよび第１回レポート要領の発表
２．地理学・自然地理学の位置づけ
３．地図の歴史
４．野外実習
５．地図の種類
６．地図のいろいろ
７．地形図の基礎
８．地形と地形図との関係
９．平野の地形
10．扇状地について
11．自然堤防帯について
12．三角州について

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