コード EK37-01
系列 系列:人間関係
授業科目 日本の宗教2
副題 (私たちと“宗教”)
副専攻 E1
担当者 星野 靖二
単位 2
期・曜時 後期 金4
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 現代日本に生きている私たちに“宗教”というものがどのように関わっているのかということを自分の問題として考えるために、まず現代社会における宗教の位置付けについて整理し、次に日本における宗教の歴史的な展開を概観し、最後に現代日本における宗教にまつわる問題を幾つか取り上げて論じる。
課題・評価
 授業内容についての感想・意見を書くコメントカードを適宜課す。これと学期末に課す単位レポートを合わせ、総合的に評価する。また質問など講義への積極的な参加は加点の対象とする。
テキスト
 特に使用しない。必要に応じて資料を配付する。
参考文献
 授業中に適宜指示する。
受講生への要望
 授業外での課題を特に課すようなことはないが、授業で学んだことをきっかけとして、受講生それぞれが自分の問題関心につなげて思索を深めていくことを希望する。
授業計画
 本授業では、まず最初に日本を含めた現代世界において宗教がどのように問題とされているのかについて整理し、例えば近代社会と宗教、あるいはグローバル化と宗教といった幾つかの問題について概説する。
 次に、宗教というものについての日本固有の歴史的背景を押さえておくために、とりわけ近代以降の日本の宗教の歴史を概観する。ここでは神仏習合と神仏分離の問題や新宗教、あるいはキリスト教と女子教育といった問題を取り上げる。
 最後に、現代日本における宗教に関わる様々な問題について、幾つか取り上げて論じる。ここでは「日本人と無宗教」あるいは「一神教と多神教」などといった議論、またスピリチュアリティの問題や、宗教教育の問題などについて概説する。

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