2008 syllabus

コード	EE33-01
系列	系列：人間関係
授業科目	職業社会学２
副題
副専攻	A2・E1

担当者	大槻　奈巳
単位	2
期・曜時	前期　木4
対象学年	1(B)･2・3・4年
特記事項

授業概要

　「働くこと」のなかに埋め込まれている格差について「ジェンダー（社会的・文化的に規定された男性性・女性性）」の視点から考察する。働くことにおける男女の役割の違いや得られるものの違いが男女の生物学的違いから必然的に決定されたものではなく、社会・文化的に形成されたものであることを理解する。

課題・評価

　定期試験、授業中のレポート、出席によって評価する。

テキスト

　特になし。

参考文献

　授業中に随時、指示・紹介する。

受講生への要望

　学んだことをただ「知識」としてとらえるのではなく、学んだことをもとに自らをとりまく社会の状況について考えて欲しい。

授業計画

○「ジェンダー」の概念について理解する。
○ジェンダーをとりまく現実への認識を深め、近代社会の「あたりまえ」をジェンダーの視点から考える。
○具体的には、働くことにおいてどのように男女で基準や役割が異なっているか、その結果収入・威信・持っているカにどのような格差が生じているのか、について理解する。
講義は以下のような内容を柱に行う。
○近代社会の形成と分業
○非正規雇用で働くこと
○ＮＰＯ活動と女性
○貧困のなかで働くこと

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