コード
EE21-01
系列
系列:人間関係
授業科目
家族社会学1
副題
(ライフコースとジェンダーで読み解く家族)
副専攻
A2・E1
担当者
岩上 真珠
単位
2
期・曜時
後期 水4
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
家族は、今どのように変貌し、そしてどのような課題を抱えているのだろうか。少子・高齢化社会の中での家族の諸問題を、未婚・晩婚化、長寿化、男女平等の社会参加といった社会現象の変化を背景に、「ライフコース」と「ジェンダー」を軸に読み解く。
課題・評価
定期試験、および授業中のレポー卜と出席点で評価する。
テキスト
岩上真珠著『ライフコースとジェンダーで読む家族』、有斐閣、2003年
参考文献
授業中適宣指示する
受講生への要望
自分なりのテーマをもって受講してもらいたい。なお、人間関係2年次生は必修となる
授業計画
少子・高齢化、女性の社会参加の促進、結婚の揺らぎといった趨勢の中で、新しい家族のあり方が模索されている。一人ひとりの個人がその尊厳を保障されつつ、家族として豊かな関係性を構築するためには、どのような社会の仕組みが求められているのか、講義を通じて考えてもらいたい。ときにはテーマに合わせてビデオ視聴も行う予定である。
講義は次のような内容で進めていきたい。
いま、家族に何が起こっているのかを探り、背景になっている社会変動とライフコースの変化、男女のパートナーシップの変貌を理解する。
(1)揺れる「家族」像
(2)個人の人生と家族‐ライフコースの視点
(3)「近代家族」のあゆみ
(4)結婚‐多様化するパートナーシップのかたち
(5)親子‐子どもの誕生と「親」になること
(6)仕事と家庭生活の調和‐男女平等の社会参加
(7)家族と社会政策‐子育て支援と介護支援
(8)いま家族に何が求められているか
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