2008 syllabus

コード	ED11-01
系列	系列：人間関係
授業科目	人格心理学特講１
副題	（パーソナリティ研究の展開と動向・実証的個人差研究の現在）
副専攻	E1

担当者	若林　明雄
単位	2
期・曜時	前期　集中
対象学年	3・4年
特記事項

授業概要

　人格（パーソナリティ）の理論と測定に関する研究の背景となった基本的な考え方と、それにもとづく基本的アプローチの展開、そして現在の研究動向について、特定の立場に限定せず、多面的に紹介し、検討を行う。主要なアプローチ間の共通点と相違点を通じて、パーソナリティ研究の全体像を客観的に理解することを目指す。

課題・評価

　基本的には最終試験の成績によって評価する。ただし、授業への出席状況等も考慮する。

テキスト

　現時点では決定していないが、授業（集中講義）開始までには、掲示等を通じて通知する予定。

参考文献

　授業中に随時紹介する。

受講生への要望

　心理学全般についての基礎知識と、人格心理学についての基礎知識を持っていることが望ましい。

授業計画

１. パーソナリティ研究とは何か？
２. パーソナリティと個人差の遺伝と環境
３. パーソナリティ研究の源流(1)：個人差・相関研究の展開
４. パーソナリティ研究の源流(2)：精神病理学的研究の展開
５. パーソナリティ研究の源流(3)：実験的・認知心理学的研究
６. 資質論（特性論・類型論）的アプローチ
７. 動因論的アプローチ
８. 認知論的アプローチ
９. 学習論的アプローチ
10. 行動遺伝学的アプローチ
11. 神経心理学的・生理心理学的アプローチ
12. 統合的アプローチは可能か？
13. 最終試験

■BACK　■検索システムへ　 ■TOPへ