コード EC41-01
系列 系列:人間関係
授業科目 交流分析概論
副題 (自己分析と対人関係を考える)
副専攻 E1
担当者 和田 迪子
単位 2
期・曜時 前期 水3
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 アメリカの精神科医エリック・バーンが創始した交流分析(TA)は、心の仕組みや有り様を簡潔に説明した自己分析法である。心理療法として導入されたが、今日では自己啓発や対人関係調整のツールとして一般に普及している。授業では基礎理論と活用を解説し、社会病理の観点から社会や家族の混乱をTAを使って読み解く。
課題・評価
 自己分析を目的にした授業である。体験学習を通して感じたことを、レポートとして提出してもらう。
テキスト
 取り扱う範囲が広く種類が多いのでテキストは用いない。
参考文献
 和田迪子「万能感とは何か」新潮文庫 ¥476
 和田迪子「『しがらみ』のほどき方」ビジネス社 ¥1500
 杉田峰康「臨床交流分析入門」医歯薬出版 ¥2884
受講生への要望
授業計画
1.TAの基礎理論「構造分析」「交流パターン分析」「ゲーム分析」「脚本分析」をロールプレイやワークを交えながら解説する。
2.TAの理論背景である「ストローク」「基本的な構え」「時間の構造化」についても同様な手法で講義する。
3.今日の社会や家族の混乱を、社会病理の観点からTA理論を使って読み解く。真の自立とは何か、活力ある生き方をどの様にしたらよいかを、TA理論を駆使しながら討議形式で学生たちと一緒に考えたい。

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