コード
DG53-01
系列
系列:西洋史
授業科目
西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-3
副題
(「ユダヤ」からみたヨーロッパ)
副専攻
担当者
桑名 映子
単位
4
期・曜時
通年 月3
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
国を失い、各地に離散したユダヤ人は、差別と迫害に苦しみながらも、ヨーロッパ社会のなかで確固たる地位を築いてきた。この演習では、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、そして東欧諸国に住みついたユダヤ人たちの運命について学び、ヨーロッパ各地におけるユダヤ人問題形成の要因について考える。
課題・評価
発表とレポートに、授業中のディスカッションへの貢献度を加味して評価する。
テキスト
アブラハム・レオン・ザハル『ユダヤ人の歴史』明石書店、2003年
マネス・シュペルバー『すべて過ぎ去りしこと...』水声社、1998年
野村真理『ウィーンのユダヤ人』御茶の水書房、1999年
佐藤唯行『英国ユダヤ人』講談社選書メチエ、1995年
ジョージ・L・モッセ『ユダヤ人の<ドイツ>』講談社選書メチエ、1996年
ハンナ・アレント『パーリアとしてのユダヤ人』未来社、1989年
その他、授業中に指示する。
参考文献
必要に応じて授業中に指示する。
受講生への要望
毎回積極的に発言して、ディスカッションを盛り上げて下さい。3年生は卒論への基礎固め、4年生はこれまでの経験をもとに卒論執筆に取り組みましょう。
授業計画
1.参加者全員が毎週必ず指示されたテキストを読み、感想や疑問点をまとめておく。
2.各週の担当者は、テキス卜の内容を要約してまとめ、発表する。わかりにくい事項や人名等についても調べておき、説明するとよい。
3.他の参加者からの質問とコメント。
4.担当者は、自分の発表をまとめてレポートとして提出する。
授業と平行して3年生は各自の関心に応じた研究レポート、4年生は卒業論文の執筆を進めていく。必要に応じて授業中に発表の機会を設ける。
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