コード DF42-01
系列 系列:西洋史
授業科目 ヨーロッパ近代史Ⅱ
副題
副専攻 D3
担当者 渡部 哲郎
単位 4
期・曜時 通年 金3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 ヨーロッパ連合(EU)内における地方・地域の役割を理解する。具体的には、スペインを構成する地方・地域の多様性を学び、スペイン・モデルがEU理解の一つの視点になることを考察する。なかでも都市再生モデル・ビルバオ市を中心とするバスク地方の実例を紹介しながら講義する。
課題・評価
 レポート、筆記試験によって総合的に評価する。
テキスト
 『バスクとバスク人』(平凡社新書)、配布プリント
参考文献
 講義中に紹介する。
受講生への要望
 各講義内で一テーマを「一話完結」の形で扱うので、講義中に各自がそれぞれ「意見」を持つようになることを望む。
授業計画
1.近代「国民」国家とは何か
  ヨーロッパ市民、国民、地域住民、それぞれの意識
2.スペインの多様性
3.地域社会(バスク)の特色
4.地域ナショナリズムと「国家」
  バスクとカスティーリャ(スペイン)
5.バスク人とヨーロッパ・世界
6.ヨーロッパにおける「都市」の役割とその再生の意味
7.地方・地域からの問題提起
(各テーマ 2~3週を充てる)

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