コード
CC41-01
系列
系列:日本文学
授業科目
近代文学演習Ⅰ
副題
副専攻
C1
担当者
高橋 真理
単位
4
期・曜時
通年 火3
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
昭和十年代、二十年代に発表された小説・戯曲を材料に、近代文学作品へのアプローチの仕方・分析の方法等を学びます。取り上げるのは川端康成・太宰治・林芙美子・三島由紀夫の作品。発表年代は少し違いますが、比較対照のため、これに井上ひさしの現代戯曲を一つ加えます。
課題・評価
研究発表・受講態度・提出物・出席状況等の平常点と、期末試験またはレポートにより評価します。
テキスト
太宰治『斜陽』(角川文庫)、川端康成『山の音』(新潮文庫)、井上ひさし『父と暮せば』(新潮文庫)ほか。
参考文献
授業時に指示します。
受講生への要望
この科目の受講希望者は事前に研究室での所定の手続きを済ませること。
授業計画
〈前期〉
短編小説・戯曲等を材料に、分析の基本を学びます。
1導入
太宰治「富嶽百景」
2女性語りによる小説
太宰治「女生徒」、川端康成「朝雲」
3戦後の表象
川端康成「さざん花」、林芙美子「下町」
4変形された古典
三島由紀夫「卒塔婆小町」
〈後期〉
前期に学んだことを応用しつつ、三人の作家による中長編に挑みます。
1太宰治「斜陽」
2川端康成「山の音」
3井上ひさし「父と暮せば」
前期・後期とも、担当者の研究発表とそれに基づく受講者全員の討議によって授業を進めます。
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