コード
CB76-01
系列
系列:日本文学
授業科目
近代文学研究Ⅵ
副題
(モダニズム文学の領域Ⅱ 「無意識」の発見)
副専攻
C1
担当者
曾根 博義
単位
2
期・曜時
後期 金3
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
「モダニズム文学の領域Ⅰ」に続いて、モダニズム文学成立の条件を人間の内的領域から考えてみるために、「無意識」の問題を取り上げる。具体的には、フロイトやユングの精神分析がどのように受容され、文学にどのような影響をあたえてきたかについて述べる。
課題・評価
期末試験70% 出席点30%
テキスト
講義用資料を配布する。
参考文献
授業中に紹介する。
受講生への要望
作品や作家について勉強することだけが文学の研究ではない。文学以外のことにも旺盛な好奇心と執拗な探究心を持ってほしい。
授業計画
1.モダニズムとはなにか
2.モダニズム成立のための外的・内的条件
3.文学領域の移動
4.フロイトvsマルクス
5.「無意識」と精神分析
6.フロイトとユング
7.欧米における精神分析の受容と普及
8.日本における精神分析の受容と普及(1)
9.日本における精神分析の受容と普及(2)
10.日本における精神分析の受容と普及(3)
11.昭和初年のフロイト・ブーム
12.「意識」と「無意識」
13.精神分析と小説
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