コード CA14-01
系列 系列:日本文学
授業科目 近代文学の世界
副題 (「近代文学」とはどういうものだとあなたは思っていますか?)
副専攻 C1
担当者 川津 誠
単位 2
期・曜時 前期 水3
対象学年 1(A)・2年
特記事項

授業概要
 「近代文学」という、明治以後、西洋の文学思想を取り入れることによって成立し、その後「現代文学」と呼ばれるようになるまで、ずーっと続いてきたもの。それは、いったいどんなものなんでしょうか。「読む」側に限定して、「文学」というものについて考えてみる。それがこの講義です。小説、詩、短歌、俳句、戯曲、随筆、評論。等々、私たちの周りには様々な、「言葉」を文字を使って書き表した表現があります。その多彩で無限とも言える表現を読者として、どのように私たちは受け止めることができるのでしょう。どのように読み解いていけるのでしょうか。高校時代の「現代国語」のことは忘れて、改めて、考えてみましょう。
課題・評価
 学期末の試験による。
テキスト
 特に定めない。必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
 講義中適宜示す。
受講生への要望
 好きでも嫌いでも、日本語で書かれた文章を読むことから逃れるわけにはいきません。どのように読むことができるのか、常に注意深くあってほしいと思います。常に自分の言葉で話す為には、まず自分できっちり、読めなければなりません。読むことに注意深く、読むことを愉しむ。そこから、始めて下さい。
授業計画
1.「文学」というものをめぐって。
2.「近代文学」をめぐって。
3.読むことの愉しみと方法。
  ア・詩
  イ・短歌
  ウ・俳句
  エ・小説
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4.様々な表現方法をめぐって。

 実際に多くの詩歌、小説の一部、全部を読むことを通して、「近代文学」にいかに接することができるのか、考えることになります。

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