コード
CA13-01
系列
系列:日本文学
授業科目
古典文学の世界
副題
(変化する物語)
副専攻
C1
担当者
深沢 了子
単位
2
期・曜時
後期 木2
対象学年
1(A)・2年
特記事項
授業概要
王朝文学から江戸文学に至るまで、古典作品の中で同じテーマがどのように変化していったかを眺め、そこに表れる時代性について考える。
課題・評価
出席、試験による。
テキスト
プリントを配布。
参考文献
授業中に指示。
受講生への要望
授業で扱いきれない参考文献は、できるだけ自分で読んでおくこと。
授業計画
古典文学は、前代の古典を踏まえ、そこに新しいものを付け加えていく方法で豊かになっていった。例えば、「垣間見」という行為は、『伊勢物語』『源氏物語』では恋愛の始まりとして描かれている。それは、江戸時代の『好色一代男』には、どのように踏襲され、また変えられていったのだろうか。講義では、「垣間見」をはじめとして、「女を盗む話・背負う話」「嫉妬のかたち」「義経」などのさまざまなテーマから、その具体相を眺めていく。『伊勢物語』、『今昔物語集』、『平家物語』、御伽草子、浮世草子、草双紙などを対象とし、できるだけ多くの作品に触れる予定である。
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