コード
BD30-19
系列
系列:基礎課程演習
授業科目
基礎課程演習 19
副題
(サスティナブルな地球社会に向けた〈技法〉:持続可能な未来へのいざない)
副専攻
担当者
永田 佳之
単位
2
期・曜時
前期 月5
対象学年
1年
特記事項
授業概要
この授業では、環境問題など、現代社会におけるグローバルな課題への探求を通して、教育研究の基礎的なアプローチについて学んでいく。具体的には、毎回、学校現場等で用いられる環境教育、開発教育用のビデオ教材を検討し、地球環境や生物多様性など持続可能性に関連したトピックについての理論や実践について学ぶ。その上で、日本国内または海外における<いのち>や<くらし>を大切にした教育実践について各自がケース・スタディを行えるように、基礎データの収集方法やプレゼンテーションの技法などについても習得していく。
課題・評価
出席状況とレポートのほか、発表など授業への積極的な参加も加えて総合的に評価する。
テキスト
吉田敦彦・永田佳之・菊地栄治編著『持続可能な教育社会をつくる』(せせらぎ出版、2006年)
参考文献
毎回の課題に応じた文献と資料を提示する。
受講生への要望
文献やインターネットによる調べ学習のみならず、グループでの発表も行う予定であるので、積極的な参加を望む。
授業計画
「サスティナブルな未来」をキーワードに、次の課題を主要な柱とする。
1)地球規模の諸問題への認識を深める。
持続可能な社会と環境に関するビデオ学習を毎回行う。
2)ESD(持続可能な開発のための教育)に関する思想や理論について講義を行う。
3)持続不可能な社会に対するオルタナティブな活動の事例を紹介する。
4)「持続不可能な社会や環境」を持続可能にしている実践について調べ、グループ発表を行い、討議する。
以上の課題への取り組みを通して、基礎データの収集方法やプレゼンテーションの手法などについても学んでいく。
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