コード
BD30-14
系列
系列:基礎課程演習
授業科目
基礎課程演習 14
副題
(〈北欧〉を知る)
副専攻
担当者
冨原 眞弓
単位
2
期・曜時
前期 水1
対象学年
1年
特記事項
授業概要
ひと口に〈北欧〉といっても、言語や風習の点で、あるいは歴史的脈絡において、すべての北欧諸国がおなじ状況にあるわけではない。にもかかわらず、福祉の充実、政治的透明性、エコロジー推進、女性閣僚の高い比率、国際的強調主義、デザインの斬新性など、〈北欧〉にまつわるイメージはおおむね良好である。これらの国々が体現するイメージを、歴史、文学、政治の断面からとらえ直し、〈北欧〉の実態に迫る。
課題・評価
出席、授業中に提出するリアクションペーパー、口頭発表、要約(レジュメ)作成、演習・講義への貢献、リサーチ・レポート等による総合評価。
テキスト
講義の進展にあわせて随時配布する。
参考文献
講義の進展にあわせて随時紹介する。
受講生への要望
随時、講義の最後にリアクションペーパーの提出を求め、フィードバックをおこなう。出席を重視し、規定どおり欠席回数が3分の1を超えた時点で期末試験の受験資格を失う。各自、複数回の研究発表をおこなう。積極的な授業参加を期待したい。
授業計画
<基礎>
1.地理的・歴史的脈絡-独自性
1-1 古代・中世-ヴァイキング神話
1-2 近代-北方覇権の時代
1-3 現代-国際協調主義
2.政治的決断-立憲君主政と共和政
2-1 王制から議会制へ
2-2 福祉・経済先進国への脱皮
2-3 国際貢献のありかた
3.文化と社会-革新と伝統
3-1 神話と文学-エッダとサーガ
3-2 芸術-北欧リアリズムからデザイン主義へ
3-3 北欧の家族、教育、人間関係
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