コード
YD61-01
系列
人間科学専攻(博士後期課程)
授業科目
国際教育研究特殊演習
副題
副専攻
担当者
(前)永田 佳之・(後)澤野 由紀子
単位
4
期・曜時
通年 火2
対象学年
院生のみ
特記事項
授業概要
(前期)
この講義では現代社会における教育開発の功罪の問題にアプローチする。授業のテキスタイル構成として、縦糸として教育のストランドを、横糸として文化及び経済のストランドを織り込み、関連の理論についての論文および事例についても吟味する。
(後期)
20世紀後半から世界に注目されている教育の「北欧モデル」に関する文献を読みながら、21世紀における「北欧モデル」の変容と実際、日本を含む諸外国への影響関係について明らかにする。これにより、グローバリゼーションのもとでの教育改革の手法や課題の共通性と、地域や文化圏による独自性について考察する。
課題・評価
発表・討論・レポート提出
テキスト
(前期)
F. Leach and A. Little. Education, Cultures, and Economics: Dilemmas for Development. Falmer Press. その他、関連トピックのプリントを配布。
(後期)
"Scandinavian Journal of Education"をはじめとする英文ジャーナル掲載論文等のプリントを配布する。
参考文献
(前期)小泉潤二・志水宏吉「実践的研究のすすめ:人間科学のリアリティ」(有斐閣)
(後期)適宜、授業にて配布。
受講生への要望
(前期)毎時間、討議の時間も設けるので、課題となっている文献等を精読して授業に臨むこと。
(後期)課題となっている文献を必ず読んで授業に臨み、討議に積極的に参加すること。
授業計画
(前期)
次の1)及び2)を踏まえた後に、3)~5)を数回くり返し、受講者各自の問題意識の明確化と深化をはかり、通説と自説の差別化などにも取り組む。
1)課題の共有(ワークショップ)、2)当該トピックの先行研究と「最前線」の把握、3)購読文献①の選択、4)文献①の講読・要約・発表・討議、5)受講者の課題の明確化および講読文献②の選択、6)まとめ
(後期)
幼児教育、初等教育、特別支援教育、環境教育、生涯学習など、受講者各自の関心のあるテーマに応じて、北欧諸国における制度・政策・理論などの知見を深めるための文献を選び、毎回の授業において報告を分担する。
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