2008 syllabus

コード	XD41-01
系列	人文学専攻(博士後期課程）
授業科目	人文学論文演習ⅩI
副題
副専攻

担当者	冨原　眞弓
単位	4
期・曜時	通年　金4
対象学年	院生のみ
特記事項

授業概要

　博士論文に不可欠の文献学的および論文執筆の技術を、基本から段階的に修得する。毎週、受講者各自には、それぞれの論文執筆に必要な文献講読および論旨報告を義務づける。受講生が提出する論文要旨、文献講読概要、論文草稿等を、教員と受講者で徹底的に検討し、補筆改稿をうながす。堅実かつ独創的な論文の完成が、最終目標である。

課題・評価

　通常の授業への参加態度、学期末に提出される「学年末論文」（400字×50枚程度）を総合して評価する。

テキスト

　必要に応じて随時指示する。

参考文献

　必要に応じて随時指示する。

受講生への要望

　博士論文執筆のための実践的な演習であり、受講する学生の意欲と努力が鍵となる。

授業計画

　以下のプロセスにしたがって研究・論文作成を進める。

１．各自が自分の関心のある研究課題を提出する。
２．その課題にそった参考文献リストを作成する。
３．論文作成の技術的な知識や方法論を、講義と演習を通じて修得する。
４．３で修得した技術と方法論を駆使して、各自が練習課題として与えられた小論文を複数こなす。
５．文献を読む過程で必要ならば研究課題に修正を加える。
６．博士論文の一部となる論文を年度末に提出する。
７．提出された学年末論文は、講師による詳細な講評をうけて、必要な補筆修正を加える。
８．上記の学年末論文の修正版を積み重ねて、数年後には博士論文を完成させる。

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