コード XA33-01
系列 人文学専攻(博士後期課程)
授業科目 哲学・倫理学特論Ⅰ
副題 (哲学概念の研究Ⅱ)
副専攻
担当者 冨原 眞弓
単位 4
期・曜時 通年 金3
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 哲学の基本的な諸概念を方法論的に研究し、哲学的思考を徹底的に身につける。学期末にその成果を問う小論文を課する。
課題・評価
 口頭発表、要約(レジュメ)作成、演習・講義への貢献、リサーチ・レポート、学期末の小論文等による総合評価。博士の学生には、口頭発表、要約作成、代表質問等、より積極的な参加と貢献を求めたい。
テキスト
 Michel Coudarcher, Denis Collin, Yves Cattin, Les Grandes notions philosophiques , vol1-5, Seuil, Paris, 1997-1999. (テキストは随時配布する)
参考文献
 講義の進展にあわせて随時紹介する。
受講生への要望
 各自、複数回の研究発表とレジュメ制作をおこなうので、演習にたいする積極的な姿勢が求められる。フランス語のテキストを使用するので、初歩的なフランス語の知識が必要だが、並行してのフランス語習得に励む姿勢があれば、受講は可能である。
授業計画
1.認識・理性・科学
  1-1 精神と物質の二元性
  1-2 理論と観察と実験の相関性

2.社会・権力・政治
  2-1 人間と社会の相互依存
  2-2 社会契約と国家
  2-3 権力と支配

3.正義・義務
  3-1 道徳から正義への移行
  3-2 平等の原理
  3-3 人間の尊厳と人権

4.形而上学・宗教
  4-1 形而上学の問題
  4-2 宗教の誕生
  4-3 理性と信仰

5.労働・技術
  5-1 搾取と疎外
  5-2 芸術と技術
  5-3 労働の究極目的

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