2008 syllabus

授業概要

　教育学研究あるいは子ども研究を進める際の方法論について検討する。

課題・評価

　文献・資料購読の他、複数回の分担発表を行う。発表内容や討議への参加態度意欲などを総合して評価する。

テキスト

　高橋順一・渡辺文夫・大渕憲一編著
　『人間科学研究法ハンドブック』ナカニシヤ出版、1998

参考文献

・秋田喜代美・恒吉僚子・佐藤学編『教育研究のメソドロジー』東京大学出版会、2001
・南風原朝和・市川伸一・下山晴彦編『心理学研究法入門』東京大学出版会、2001
・柴山真琴『子どもエスノグラフィー入門』新曜社、2006
・鯨岡峻『エピソード記述入門』東京大学出版会、2005

受講生への要望

　意欲的に自らの研究課題に向き合い、積極的に研究方法を見出すように努力してほしい。

授業計画

1.教育学研究の特徴とその過程
2.質的研究と量的研究
3.実験研究
4.実践研究のあり方
5.研究における倫理
6.研究の展開～研究の計画から公表まで～