2008 syllabus

コード	WA73-01
系列	人間科学専攻（博士前期課程)
授業科目	基礎教育学特論３
副題	（次世代育成支援と大人の役割）
副専攻

担当者	岡　健
単位	2
期・曜時	前期　木2
対象学年	学部3・4年生も可
特記事項

授業概要

　今、こどもを巡る状況は大きく変化している。「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議は昨年度末（2007.12）に報告書を提出し、それに伴ってさらなる制度の改革が行われようとしている。こうした状況において、子育て・子育ちを支える大人の役割とは何か。本授業では次世代育成支援の現状と課題について学んでいく。

課題・評価

　出席状況ならびに、発表を含むレポートで総合的に評価する。

テキスト

　行政資料等を考えているが、必要に応じてその都度提示する。

参考文献

　参考文献は授業の際にその都度提示する。

受講生への要望

　受講者数によって実施方法は異なるが、可能であれば、実践現場の調査も考えている。なおその際の調査は、当然授業のコマ外で行われるので、そのつもり臨んで欲しい。

授業計画

　具体的な授業計画については、初回時に受講者の動向や要望を聞きながら決定していくが、おおよその流れとしては次のように考えている。
　１．オリエンテーション
　２．次世代育成支援行動計画成立の背景
　３．「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議報告とその後
　４．変わる保育園
　５．変わる幼稚園
　６．認定こども園の現状と課題
　７．つどいの広場と子育て支援
　８．家庭型保育とは何か
　９．保育の質をどう担保するのか
　10．連携・支援のミッションをどうつくるか
　　　　　こども（の権利）条例のゆくえ
　11．中高生世代への次世代育成支援
　12．子育・子育ち支援者の養成
　13．中間支援組織としての自治体
　　　　　「協働」をどう捉え、構築するか
　14．まとめ

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