コード
WA21-01
系列
人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目
大脳生理心理学特論
副題
(言語の神経機構)
副専攻
担当者
河内 十郎
単位
2
期・曜時
前期 水2
対象学年
院生のみ
特記事項
授業概要
脳と語源の関係については、古くから、脳の損傷によって生じる失語症の臨床蔵と損傷部位との関係から考察されてきたが、近年、健常者を対象に各種言語課題遂行中の脳の活動部位を調べる賦活研究が盛んとなり、新たな知見が蓄積されてきている。この講義では、損傷研究と賦活研究との統合を目指して、言語の脳内メカニズムを考えていく。
課題・評価
教室で課題を与えることもあるが、最終評価は、レポートによる。
テキスト
特に使用しない。
教室でプリントを配布する。
参考文献
教室で指示する。
受講生への要望
受講前に、酒井邦嘉著「言語の脳科学-脳はどのようにことばをうみだすか」中公新書を読んでおくこと。
授業計画
1.失語症の臨床症状と言語野
2.失語症の実態(ヴィデオ供覧)
3.言語の半球優位
4.言語に関する賦活研究の現状
5.言語に関する損傷研究と賦活研究の統合
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