2008 syllabus

コード	AM22-01
系列	系列：キリスト教学Ⅰ
授業科目	キリスト教学Ⅰ－１１
副題	（新約聖書の人間と歴史と文学）
副専攻

担当者	宇佐美　公史
単位	4
期・曜時	通年　木3
対象学年	1(A)･2年
特記事項

授業概要

　ユダヤ文化を母体にして生まれた新約聖書の全体を概略し、そこに生きた人々の歴史を踏まえ、様々な文学類型を勉強する。

課題・評価

　授業内容についての批評や質問を各授業の後に書いていただくことと、出席、および、各期末に、纏めを書いていただき、それらを総合して評価します。

テキスト

　旧・新約聖書必携（翻訳と出版社は問わないが、旧・新約聖書の合本がよい）

参考文献

　必要に応じて紹介する。

受講生への要望

　各自、聖書を授業時に必ず持参すること。

授業計画

ユダヤ人と聖書（旧約聖書）
　ユダヤ人とは
　その文化と歴史の概略
　ユダヤ文化の中核
　ユダヤ人の祭りと西欧の祭り
キリスト教徒の聖書（新約聖書）
　新約聖書と旧約聖書
　それぞれの内容の概略
　ユダヤ人にとってのトーラー〔律法・聖書〕とキリスト教徒にとってのイエス・キリスト
新約聖書の文学類型
　物語文学
　論争文学（対話、論争、弁証、ディベート、法律の解釈と適用）
　譬えの文学（隠喩・メタファー、比喩、引喩・ほのめかし、皮肉、譬え話）
　道行きの文学
　奇跡物語（社会の価値観とタブー）
　歴史物語（ルカ・使途言行録）
　手紙の文学
　黙示文学

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