コード TJ26-01
系列 哲学専攻(修士課程)
授業科目 キリスト教学特論Ⅵ
副題
副専攻
担当者 河上 正秀
単位 4
期・曜時 通年 水3
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 M・ハイデガーの『存在と時間』(1927年)を中心的資料としながら、20世紀初頭における実存思想の成立とその根拠について講究する。さらにこの思想の成果に基づき、初期の実存論としての基礎存在論から存在論への展開をどのように果たしたか、また後期ハイデガーがどのような思想を展開したかについても考えてみたい。
課題・評価
 開講時に指示する。
テキスト
 開講時に指示する。
参考文献
 開講時に指示する。
受講生への要望
 主題に対する誠意ある関心を有することが望ましい。
授業計画
1.最初に、当該の授業目標についての提起を行う。
2.実存思想の成立過程に関する思想史的背景について
3.19世紀思想からの影響の所在について
4.K・ヤスパース哲学との関係について
5.後期ハイデガー哲学の現代への影響:後期技術論的転回について
6.実存と技術主義時代の人間像について
7.以上のような諸点に基づいて、現代から見てM・ハイデガーの思想が放つ諸問題を考える。

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