コード
TG13-01
系列
社会文化学専攻(博士前期課程)
授業科目
比較文化研究特論Ⅲ
副題
(思想交渉史〈比較思想〉)
副専攻
担当者
小川 早百合
単位
4
期・曜時
通年 金3
対象学年
院生のみ
特記事項
授業概要
日本とヨーロッパの思想接触・交流の諸問題を取り上げる。キリスト教は西欧文化の核であるが、日本は、西欧の優れた技術や物質を歓迎的に受容する一方、キリスト教の受容については、対抗的政策や排除・拒否という態度で接した歴史がある。
授業では、2つの時代、キリシタン時代、及び、幕末・明治維新期におきたキリスト教受容をめぐる伝統的宗教・為政者との相剋の問題を考察する。
課題・評価
発表、レポート、出席で評価をする。
テキスト
クラスで適宜指示する。
参考文献
金子晴勇『ヨーロッパの思想文化』教文館
岸野久『西欧人の日本発見』吉川弘文館
幸日出夫・關岡一成『キリスト教と日本の諸宗教』三和書房
J.J.スパー・鈴木範久共編『日本人のみたキリスト教』オリエンス宗教研究所
武田清子編『思想史の方法と対象-日本と西欧』創文社
中村元『思想をどうとらえるか-比較思想の道標-』東京書籍
『講座・比較文化 第三巻 西ヨーロッパと日本人』研究社
『叢書 比較文学比較文学4 東西の思想闘争』中央公論社
受講生への要望
テーマについて、意欲をもって取り組むこと。
小さなことにも疑問を抱き、自ら探求していくこと。
授業計画
1.比較思想の研究方法について
2.思想史の研究方法について
3.キリシタン時代-キリスト教宣教師のみた日本
4.鎖国時代-ヨーロッパにおける日本情報
5.幕末・明治維新期1-宣教師のみた日本
6.幕末・明治維新期2-日本人のみたキリスト教
7.ヨーロッパと日本の思想交渉
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