コード
TF14-01
系列
社会文化学専攻(博士前期課程)
授業科目
家族・社会システム研究特論Ⅳ
副題
(社会的ネットワーク論の家族研究への応用)
副専攻
担当者
藤崎 宏子
単位
2
期・曜時
前期 木4
対象学年
学部4年生も可
特記事項
授業概要
「社会的ネットワーク」という概念が人類学の分野で創出され、社会学の新しい分析概念として多用されるようになって、はや半世紀ほどが経過した。本演習では、社会的ネットワーク論の系譜をたどりつつ、その家族研究・高齢者研究への応用可能性について考える。具体的には、高齢者の社会関係、高齢者介護への社会的サポート、子育てへの社会的サポートなどを扱った論文を読むことを通して、社会的ネットワーク論の有用性と限界について考察を深めたい。
課題・評価
演習形式でおこなうため、参加態度全般が評価対象となる。また、レポートを課して、その到達レベルと完成度により評価する。
テキスト
開講時に指示する。
参考文献
講義期間中に、随時指示する。
受講生への要望
毎回テキストを講読していくため、これを必ず事前に読んでくること。また、討論には積極的に参加すること。
授業計画
1.社会的ネットワーク概念のルーツとその後の展開
2.社会的ネットワーク論の系譜
3.高齢者の家族関係・親族関係
4.高齢者の地域社会関係
5.高齢者ケアとサポートネットワーク
6.子育てとサポートネットワーク
7.「サポートすること・されること」再考
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