コード TE43-01
系列 史学専攻(修士課程)
授業科目 西洋現代史研究Ⅰ
副題 (多民族性の祭典)
副専攻
担当者 桑名 映子
単位 4
期・曜時 通年 金2
対象学年 学部3・4年生も可
特記事項

授業概要
 1908年、ハプスブルク帝国の首都ウィーンでは、フランツ・ヨーゼフ皇帝の在位60周年を記念するさまざまな行事が催された。とりわけ壮観だったのは、多様な民族からなる帝国臣民の代表が参加しておこなわれた行進(Kaiser-Huldigungs-Festzug)であった。
 この授業では、オーストリアの歴史家Elisabeth Grossegger の著書を手がかりとして、計画者側の意図と観衆の受け止め方の両面からこの行進の意義を探っていく。
課題・評価
 平常点(講読と研究発表)で評価する。
テキスト
 Elisabeth Grossegger, Der Kaiser-Huldigungs-Festzug Wien 1908 (Wien: Österreichische Akademie der Wissenscaften, 1992)
参考文献
 必要に応じて授業中に指示する。
受講生への要望
 テキストの内容を正確に理解するだけでなく、議論の組み立て方も学んでいきましょう。
授業計画
 テキストの講読と参加者の研究指導を平行して行う。参加者は前期と後期に少なくとも一回ずつ、それぞれの研究テーマについて発表する。

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